きーたんのブログ

グーグルの研究部門Google Xのトップが「農業には大きなチャンスがある」と発言

      2015/11/22

先日、グーグルの研究部門Google XのトップであるAstro Teller氏(アストロ・テラー)が、「農業は、世界最大の産業であると同時に、最も効率が悪い産業だ。固形廃棄物問題と炭素排出問題の多くは農業が原因となっている」と述べたそうです。

確かに農業は非常に政治色の強い産業の一つであり、日本においてはいたるところで歪んだ現象がみられます…。
利権の問題も複雑に絡んでいる農業において、抜本的な革新が生まれるのは恐らく「政治」ではなく「技術」だと思ってます。

一口に農業における技術と言っても、植物自体の生物学的な要素もあれば、農業機械などの機械技術、さらにはITなどさまざまな分野でのイノベーションの余地がまだまだ残っていると思います。
(そもそも漂流岡山では「流通」を事業のメインにしていることもあり、先進的な農業技術とは距離のある立場にいるのが現状で僕自身が勉強不足という面も非常にありますが…。)

もともと儲からない産業の典型として言われている農業なので、中小規模も農家さんが積極的に新しい技術に設備投資できるわけでもありません。
そうすると必然的に購買機会の少ない機械や資材などの農業専業メーカーに、新たなイノベーションが生まれることも期待しづらい…。

だからこそ他の産業で培われたノウハウを農業に活かすことができると、イノベーションも生まれやすいはず。
以前にも«自動運転カーで物流革命が起きる»という記事を書かせていただきましたが、機械制御でトラクターなんかが自動的に田畑を耕してくれるだけでも素晴らしいし、トラクターの動力が電池になってくれればガソリンも不要になる。
すでに開発されてる技術ですら、十分農業にイノベーションをもたらしてくれるだろうし、googleのような組織が農業をそのような見方をしているというのは、広い視点で考えれば間違いなく農業にとってプラスに働くでしょう。

ただ敢えて最後に厳しい発言をすると、今は農業自体が非常にマンパワーに頼っているところがあるので、イノベーションが起こり機械やシステムが人の変わりをしてしまうと、他の産業と全く同じように人間の仕事は必要なくなっていくでしょう。
今はまだそういった技術が生まれていないことで、食っていける農家さんもあっという間に淘汰されていくことは間違いないので、そういった技術の影響を受けないモノづくり、もしくはそういった技術使いこなせる状況になっていないといけないな、と感じたわけです。

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「農業には大きなチャンスがある」:Google Xの責任者、アストロ・テラー
多様な先端的プロジェクトに取り組むグーグルの研究部門「Google X」のトップを務めるアストロ・テラー。同氏の仕事は、世界が抱える難問について考えることだ。彼がいま注目しているのはエネルギーと農業だという。その理由とは?
(引用:WIRED)

 - トピックス, 農業のこと

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