きーたんのブログ

野菜を育てるのに土は必要無くなる!?

   

最近、農業が注目分野であるというのはメディアの取り扱われ方などからもかなり感じているのですが、今回のニュースはものすごく面白いなぁと思って見させてもらいました。

地面がなくても野菜が育つ! とある日本企業が開発した「魔法のフィルム」がハンパない
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さて、突然ですが植物が成長するのに必要なものが何か考えたことはありますか?
別にどうということはないんですが、基本的には「光」「栄養素」「水」「温度」というのが生育に影響を及ぼすものです。農業=田畑(土)でやるというのは、それら全ての要素を兼ね備えているからです。
ただし、土で育てることにはデメリットも少なくありません。不動産の問題しかり、病害虫の問題もしかり…。もし、植物に必要な条件が揃えられるのであれば、無菌状態で野菜を作ったほうが安定かつ美味しい野菜ができる可能性があります。

たまに「野菜は太陽の下で大地のエネルギーをいっぱい吸ったほうが美味しい」という話しを耳にしますが、科学的根拠はありません。太陽の光も強すぎれば日焼けを起こしますし、地面に霜が降りれば野菜は死んでしまいます。
野菜に必要なのは先ほども書いた「光」「栄養素」「水」「温度」であり、このバランスをいかに植物の生態に適した条件にしてあげられるかどうかなわけです。もちろんそのバランスを人工的に作り出すことが難しくコストもかかるからそこまで汎用性の高いものになっていないわけなんですけど…。

日本は恵まれており、農地が足りなくて困るという状況にはなっていないので、今回とりあげたようなフィルムですぐのすぐに爆発的に普及するとは考えにくいですが、なかなか雨の降らない地域などでは非常にありがたいものだと思います。そしてそういった外国でどんどん普及することによって、コストも抑えられるようになってくると日本で使う場合でも十分メリットが見出されるかもしれません。
最近は日本でも異常気象が増えているので、天候リスクは増々大きくなっていくと考えられますし、フィルムで養液栽培が現実的になれば難しい肥料や水の管理も簡単になることで今よりも結果的にコストを抑えた形で野菜が作れるようになるかもしれません。

こういった研究成果があがってくると、農業も今よりももっとおもしろい分野になっていくし、そう感じさせてくれるものだなと感じました。

 

 

 - 農業のこと

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