きーたんのブログ

ミニ白菜「お黄にいり」(タキイ種苗)の栽培について打合せをしてきました

   

一般的な白菜というとだいたいスーパーでよく見るサイズは2Kg~3Kgくらいのものが一般的です。
でも、大きい白菜って少人数の家族で買って帰るには結構デメリットもあるんですよね…。
・持って帰るの大変。
・大きすぎて冷蔵庫に入らない。
・カットして売られているものだと切り口が変色する。
と言ったところでしょうか。

で、そんなニーズに合わせて種苗会社さんが各社最近販売しているのが「ミニ白菜」というジャンルのもの。
1玉の重さがだいたい600g~800g前後になります。
この重さって、スーパーに並んでいる1/4カット白菜とだいたい同じ位の重さってこと。
さらに消費者にとってメリットなのは、カットしてあるわけではないので切り口が変色することもないし日持ちがしやすいというところ。

消費者にとってメリットが多いならなんでもっとたくさん流通しないの?

そりゃ何も考えなしでミニ白菜作っても儲からないからです。

冬場の白菜がよく出まわる時期には、ミニ白菜と同じ重さの1/4カットの白菜がスーパーだと78円とかがスタンダードな価格になってしまいます。ちなみに4倍したら1玉約300円という計算ですね。

1反(約1,000㎡)の土地で作れる白菜とミニ白菜の数はそれぞれ、約4,000株と8,000株
つまり、
白菜=4,000株×300円=1,200,000円
ミニ白菜=8,000株×78円=624,000円
と、なんとミニ白菜を栽培しても約半分の売り上げにしかなりません…。

え?じゃあなんでミニ白菜なんて作るの??

ということになるかと思うんですが、それは
時期によっては通常の白菜と同等の売り上げになってさらにメリットも生まれるからです!

先ほどの1/4カット78円というのは、涼しくなって暑さに弱い白菜が栽培しやすい11月中旬くらいから12月いっぱいの話。
それよりも前の時期(たとえば10月とか)は通常の白菜がまだ収穫期に入っておらずスーパーでも1/4カットが128円とかになったりします。

その単価でさっきの計算をもう一度してみると…
ミニ白菜=8,000株×128円=1,024,000円
と、かなり白菜を作るのと売り上げが近くなってきましたね。
もちろんそれでも売り上げだけ見たら普通の白菜作ったほうがまだマシ…。

でもまだメリットがあるんです!

それは「栽培期間の長さ」なんです。
通常の白菜はだいたい種を蒔いてから早いものでも65日~長いものだと85日というのもあります。
でも、今回作付け予定のミニ白菜は55日で収穫を迎えられます。

ちょうどこのお盆くらいに種をまくと、10月中には収穫可能になります。
65日だと11月に入ってしまいますよね。野菜で収益性を高めるにはこの10日がものすごく大事だったりします。
さらに1玉2キロも3キロもする白菜を収穫した出荷まで準備するのと、600gくらいのもを同じように作業するのでは労力も全然違いますね。
また畑にいる期間が短いということは、農薬の回数も減らせる可能性が高いです。

さらにさらに!

11月って涼しい時期でもあるのでいろいろと他の農産物の作業が立て込んだりする時期でもあり、10月に農作業が入るのがメリットになる農家さんもいらっしゃったりするわけです。
(農業って毎月定期的に収入が入るものではないので、いかに年間通じて売り上げが立てられるかというのも経営面で非常に大切なことだったりします。)

 

昨年の冬から取引が始まった小林さん。
農業歴はまだ浅いですが、明るい性格で熱心な方なので技術が身についてきたらきっと地域の農業を引っ張っていく一人になってくれるんじゃないでしょうか。

技術顧問の川合さん先生とマンツーマンで打合せ。

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長年続く稲作の土地のど真ん中に風穴を開けようとしています!

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田んぼだったとは言え、水はけも良くここ最近の集中豪雨でもすぐに水がひくそうです。
土壌検査して肥料設計の最終調整。

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さてさて

ということで、今年の岡山はとにかく天候に恵まれず苦戦している農家さんも多いですが、秋はしっかりいいものが収穫できるといいですね!

 - 農業のこと ,

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